「相場はいくらですか」と聞かれることがよくあります。1つの金額でお答えするのが難しい理由と、見積もりの決まり方をお伝えします。
同じ「Excelの自動化」でも、半日で終わるものと、1週間かかるものがあります。作業の名前ではなく、業務の形で金額が決まるためです。
ここでは相場の金額を並べる代わりに、見積もりが何によって変わるのかを書きます。これが分かると、どの会社に頼む場合でも、出てきた金額が自社の状況に合っているかを判断できます。
出典をはっきり示せる数字だけを書く方針のためです。金額の幅だけが独り歩きすると、かえって判断を誤ります。代わりに、下の4つの条件をご自身の業務に当てはめてみてください。
「請求書の作成だけ」と「請求書の作成と、入金の消込と、督促のメール」では、当然まったく違います。見積もりを取るときは、業務を1つに絞った場合の金額も一緒に聞いてみてください。全部まとめた金額しか出てこない場合、どこにいくらかかっているのかが見えません。
1つのファイルの中だけで完結する処理は、比較的かんたんです。金額が上がるのは、外とつながるときです。会計ソフト、販売管理、メール、チャット、フォームの回答、銀行の明細。つなぎ先が1つ増えるごとに、確認すべきことが増えます。
1人が自分のPCで使うだけなら、作りはシンプルで済みます。複数人が同時に開く、外出先のスマホからも見る、権限によって見えるものを変える——このあたりから、作り方そのものが変わります。あとから「やっぱり全員で使いたい」となると、作り直しになることがあります。最初に人数と使う場所を伝えてください。
ここが金額の差として見えにくく、あとで効いてくる部分です。動くものだけを納品するのか、担当者が自分で回せる状態まで含むのか。見積もりを比べるときは、手順書の有無と、使い方を教える時間が入っているかを必ず確認してください。
次の3つがあると、初回の相談だけでかなり具体的な話ができます。完璧に整理されている必要はありません。
特に2つめの「時間」は、あとで効果を確かめるための出発点になります。分からない場合は、相談の場で一緒に見積もります。
単発で外注して、動くものを受け取る。それ自体は悪いことではありません。問題は、そのあとに起きることです。
属人化を解消したくて外注したのに、外部の人に依存する新しい属人化ができてしまう。これは実際によく見る形です。
防ぐ方法は単純で、作ったものと一緒に「手順が残る形」を受け取ることです。何をしているツールなのか、どこを変えれば何が変わるのか、動かなくなったら誰に何を伝えればよいのか。ここまでが揃っていれば、次に誰が担当しても回ります。
初回プロジェクトは5万円(税別)・1週間です。いちばん困っている業務を1つ選んで作り直します。含まれるものは次のとおりです。
キックオフから4週間以内に完了し、追加費用はいただきません。詳しくは 料金のページ をご覧ください。ExcelのマクロとGASのどちらで作るべきかは、トップページのよくあるご質問 でも判断の軸をご説明しています。
実際にどんな画面になるのかは、具体例のページ で業種別にご覧いただけます。