やり方を解説する記事はすでにたくさんあります。ここでは「どこまでが自分でできて、どこから詰まるのか」の線引きを書きます。
結論から言えば、社内に1人「調べながら作れる人」がいれば、かなりのところまで自分でできます。詰まるのは、たいてい書き方ではなく、業務の側の条件です。
次のようなものは、調べながら作りきれることが多い領域です。実際、当社にご相談いただく前にご自身で作られていた、というケースもよくあります。
ここまでで十分に効果が出る業務なら、外注する必要はありません。作ってみてください。
1人で使う分には問題なく動いていたものが、3人で同時に開いた途端におかしくなる。同じ行を同時に触る、処理の途中で他の人が並べ替える、といったことが起きるためです。誰がどこまで触ってよいかを決め、同時に動いても壊れない作りにする必要があります。
「集計まではできたが、それを毎朝LINEに流したい」。ここから外のサービスとのやり取りが入り、うまくいかないときにどこで失敗したのかが見えにくくなります。送信の失敗に気づかないまま何日も経つ、というのがいちばん困る状態です。失敗したときに誰かが気づける形にしておくことが要ります。
会計ソフト、販売管理、予約システム、銀行の明細。つなぎ先が増えるほど、相手側の仕様に合わせる作業が増えます。相手が仕様を変えたときに動かなくなる、という点まで考えておく必要があります。
これが最後にして、いちばん大きな壁です。動いているうちは誰も困りません。作った方がいなくなってから、「このシート、何をしているのか分からない」となります。
属人化を解消するために作ったものが、新しい属人化になってしまう。防ぐには、コードの外側に手順が残る形が必要です。何をするものか、どこを変えれば何が変わるか、止まったときに何を見るか。当社が業務手順書をセットでお渡ししているのは、この理由からです。
「何人が、どこから(PCか、現場のスマホか)、いつ使うか」。この3つを先に決めてから作り始めると、あとから作り直しになる確率がぐっと下がります。
請求書の作成、勤怠・シフトの集計、在庫や予約の管理など、実際に作った画面を 具体例のページ に業種別で並べています。BEFORE(今の手作業)とAFTER(作り直した後)を並べているので、自社の業務に近いものを探してみてください。
Excelのマクロ(VBA)とスプレッドシート(GAS)のどちらで作るべきか迷われている場合は、トップページのよくあるご質問 に判断の軸を3つ書いています。データが今どこにあるか、人が開かなくても動いてほしいか、あとで誰が触るか、の3点です。
「自分でやってみたが、ここから先が進まない」という段階でのご相談が、いちばん話が早いです。どこで詰まったかがはっきりしているためです。作りかけのシートは、捨てずにそのままお持ちください。
当社の初回プロジェクトは5万円(税別)・1週間。いちばん困っている業務を1つ選んで作り直し、業務手順書と定着レクチャー、削減時間の報告までをお渡しします。料金と進め方 →
費用の考え方は、外注費用が何で決まるかのコラム にまとめています。